洒落たビストロで、アルザス名物フォアグラやシュークルートと食卓のドイツワイン、リースリングを愉しむというような好尚な旅行の方には、オススメのリボーヴィレRibeauvilleという村です。なぜなら、この小さな村が、３つものグラン・クリュ（Geisberg, Kirchberg de Ribeauville and Osterberg）の産地ですもの。私はといえば、残念ながら、そのような贅沢をできる社会的身分ではございません。今回の旅は長期戦なので、前者の方より一桁少ない、一日の食費は1000円程度と決めております＾＾ そんなこんなで私が目ざとく見つけたのは、アルザスの手作りジャム。これがなかなかの美味。アルザスで採れた旬の果物をふんだんに使って、お店に陳列してあります。フラ語だから、原料がさっぱり分からんけど、色とりどりの種類があるから、見てるだけで楽しい。どれにしようか迷っちゃいます。でも、やっぱ、グリオットでしょう。さっき縁日の露店で買った、おっきなドイツパンにチーズを包み、たっぷりとグリオットをかけてパクつく。これが、なかなかイケる。洒落たカフェだと、タルトの上にクリームとグリオットをのせて出てくるみたいです。あっ、なんだか向こうの方が騒がしくなってきましたよ。 　今日は、９月の第一日曜。年一度の村をあげての笛吹き祭り、別名ワイン祭りFete des Menetriersが始まったようです。