遥々、北ヨーロッパ方面から、バーゼルBasel、ベルンBernと経由し、トゥーンThun付近まで南下してくると、正面遠方に高峰が見えてきます。比較的、平坦な北ヨーロッパから時間をかけて、トゥーンまでやってくると、あぁ、アルプスにやってきたんだと結構感慨深いものがあります。私にとって、ここトゥーンは、ベルナーアルプスBerner Alpsの表玄関っていったとこ。 　写真は、ツゥーン旧市街の高台の上に建つ、トゥーン城Schloss Thunという中世からの古城。　スイスの絵葉書やポスターなんかには、トゥーン城の４本の物見の塔と背後に、シュトックホルンStockhorn 2190mという岩山の構図の写真をよく見かけますが、そちら側からではなく反対側から撮影しています。 　あのぉ、この写真、ちょっと変わった場所から撮影しているんです。ぼっさとして、シャッターをきると、あらら、お城の屋根が、画面の外にちょん切れちゃったってことになったり＾＾　分かります？実は、観覧車から撮影しているのですよ。観覧車っていっても、よく海外にある動くのがメッチャ早くて何十周もするやつで、しかもこの日は猛烈な強風で（無論、覆いはない）、高度が上がると揺れる揺れる。ファインダーを覗きながら、立って撮影したので、○キンの辺りがヒューヒューしちゃって（失礼）、結構怖いものがありました＾＾；