トンブリッジ
携帯待受画像 VGA(480x640)

トンブリッジ VGA(480x640)携帯壁紙
 ケント州を旅すると、ちらほらと見かけるトンガリ屋根の建物があります。あれはなんなのでしょうか?それを答える前に、ちょっとイギリスのビールのお話。  ビールのあのキレの良い苦味。今ではビールにホップが入っているのは当たり前ですが、大昔はヨモギなどのハーブ類を添加していたそうです。オランダからホップの苗木がここケント州へと渡り、この地でホップの栽培が始まりました。英国人は保守的な国民ですので、大陸と異なり、ホップを添加したものよりハーブを添加したもの(エール)を長らく使い続けました。しかし、ホップのキレの良い味には負け、エールもホップを添加するようになっていきます。なお、伝統的なイギリスビールを知らない人が多いと思いますが、代表的なエールなどは、上面発酵酵母で発酵温度が常温ですので、冷えていません。 世界中のみんなが飲むのは、下面発酵酵母(ラガー)で発酵温度が低温ですので冷えて出てきます。イギリスのビールは変わり者で、日本人にはちょっとです^^;   話を元に戻しましょう。トンガリ屋根の正体は、オウストハウスOast Houseと言い、ホップの乾燥施設です。穀物を貯蔵しておく塔型サイロのようなものです。オランダからホップの苗木がこの地に伝わり、日照時間が比較的長いので、ホップ栽培が盛んに行われました。現代では本来の役目を果たし、コテージや住居に改造したりしてオブジェ化しているところが殆どだそうです。  なお、この場所はトンブリッジ近郊Tonbridgeと場所を書きましたが、もしかしたらタンブリッジ・ウェルズRoyal Tunbridge Wellsの方だったかもしれません。4年以上前に撮影したので、記憶があいまいです。年に一回ぐらい、ホームページに掲載してある写真の場所に行ってきましたというメールをいただくので、ウソを書いたらよくないと思いまして。この辺に住んでいる人で、この場所わかる人がいれば教えてください。
イギリスTOPウィールド地方TOP
旧携帯サイトでは、ここに掲載以外の待受画像(サイズは小さめ)を公開しています。またPCサイトではデスクトップ壁紙サイズで公開しています。興味のある方はトップページからどうぞ。
トップページ
© ヨーロッパ壁紙写真旅行 Failte