コンウィ
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コンウィ WQVGA(240x400)携帯壁紙
 ウェールズ北部には、13世紀にエドワードI世が築いた数十もの堅固な城塞が点在します。これらの城塞は、スノードニア山地Snowdoniaを輪のように囲む鎖のように配置され、アイアンリングIron Ringと呼ばれています。エドワード1世は、大胆にも、敵地の中に城塞を築き、城壁の中にイングランド人を移住させ、ウェールズ攻略を進展させました。城塞のなかでも天才築城家セント・ジョージ設計のボーマリスBeaumaris、カーナヴォンCaernarfon、ハーレフHarlech、そして、コンウィConwyの4城は、一見の価値があります。  写真はコンウィ城から見た城下町です。写真を見ていただければ、町を囲む城壁が見えます。そして自然の要害を活用しているのもわかります。写真の反対側は海であり、高さ9メートル、21もの半円形の塔を持つ城壁がコンウィの町を取り囲み、その中心に8つの巨大な円柱塔を持つコンウィ城が鎮座しています。そもそも、歴史からウェールズの城は、防御を目的に作られているので、城塞化しています。石灰に馬の毛とコンウィ湾の砂を混ぜて造った城壁は、当時は白かったそうですが、現在は兵どもが夢の跡といった雰囲気ですね。  城壁の壁ぎりぎりを観光バスがすり抜ける光景は、中世と現代が融合して、いかにもヨーロッパらしい光景だと思いますが、15年ぐらい前までは、コンウィを迂回するバイパスがなく、城壁の間が幹線道路だったそうで、英国で有名な交通のボトルネックだったそうです。英国旅行の際は是非、訪問してほしい場所のひとつです。
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